大阪府が施設名公表したパチンコ店すべて休業を確認「休業指示」は見送り
大阪府は30日、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、これまで「休業要請」に応じず店名を公表していた府内のパチンコ店7店舗がすべて休業したことを確認したと発表した。 【中継録画】大阪・吉村知事の囲み会見 パチンコ店新たに3店公表(2020年4月27日)
府は24日に休業要請に応じないパチンコ店6店舗の名称を全国で初めて公表したが、その後3店舗が休業。27日には新たに3店舗、28日にも1店舗を公表。30日に府の職員がこれらすべての店舗の休業を確認した。 吉村洋文知事は27日、休業要請に応じないパチンコ店に対して、さらに強い措置となる「休業指示」を出す方針を示していたが、こちらは見送りとなった。
吉村知事は30日午前に大阪府庁で行われた囲み会見で「公表していた店舗については、本日付けで休業の指示をしますと告知をした上でお願いをしていましたが、本日午前10時15分の段階で休業の確認をしました。これで大阪府内においてすべてのパチンコ店で休業を実施していただいていることになるかと思います。ですので休業の指示をする必要もなくなりました」と発表した。