持続可能な観光地の実現に向けで議論「沖縄懇話会」
本土と沖縄経済会のトップが交流を深めながら県の経済成長に向けて話し合う沖縄懇話会は21日、ラウンドテーブルが開かれました。 【写真を見る】持続可能な観光地の実現に向けで議論「沖縄懇話会」 星野リゾートの星野佳路代表が基調講演し、「日本が観光立国となるには主力である沖縄が観光産業の生産性を上げることが重要」などと述べました。 懇話会は独自の提言「沖縄観光グランドデザイン」を策定し県が導入を予定している「宿泊税」の活用方法や、それぞれの課題にあった観光地の整備案などを玉城知事に手渡しました。 また宜野湾市では「食」をテーマにした国内最大規模の国際商談会「沖縄大交易会」が21日から始まりました。 オープニングセレモニーで実行委員会の小禄邦男委員長は、「近年、日本食に対する国際的な評価と人気が高まり大きなチャンスが到来しています。着実に成果が上げられるよう全力でサポートします」とあいさつしました。 大交易会はアジアの主要都市を結ぶ拠点となる沖縄の地理的優位性を生かし、県産品や全国の特産品を海外へ発信することで販路拡大につなげようと毎年開かれていて、今年は17の国と地域からバイヤー270社、国内各地のサプライヤー250社が参加しています。 「沖縄大交易会」は22日まで開かれています。
琉球放送