道内24のワイナリーが集結 道産ワインさらなる普及へ商談会
道産ワインのさらなる普及に向け、道内のワイナリーと飲食や宿泊事業者による商談会が27日開かれました。 この催しは、道産ワインの普及促進を目的に道が毎年開催しています。ことしは去年より6カ所多い道内24のワイナリーが出展し、飲食店や酒屋、宿泊事業者など200人以上が訪れました。雪川醸造(東川町)の山平哲也代表は「われわれ単独だとアプローチできない飲食店やまだ取引がない酒販店と話ができるので、知ってもらう機会が広がるので意味がある」 道によりますと、道内のワイナリー数はことし2月時点で64カ所と、10年前のおよそ3倍に増えていて、今後も市場の成長が期待されています。 ワイン用ブドウの苗をつくっているという北海道ブドウ苗木園の家島直希さんは「どんな品種が増えているか、どんな品種に可能性があるのか皆さんに聞きながら(まわっている)」と話していました。また、カネキ小飼商店(酒屋)の小飼由紀子さん「道産ワイナリーがこれだけ増えて人気も高まっている。仕入れできる商談会はありがたい」と話していました。