パンテラの再結成ツアーに参加中のザック・ワイルド「これはパンテラではない」
ギタリストのザック・ワイルドは、2022年12月よりパンテラの再結成ツアーに参加しているが、それはパンテラの音楽を称えるもので、パンテラではないと自認しているそうだ。 『The Mistress Carrie Podcast』のインタビューで、もし何年も前、将来、パンテラのギタリストになると予言されていたら、どんなリアクションをしていたと思うかと問われると、こう答えた。「パンテラのセレブレーションね。パンテラじゃないよ。パンテラはダイム、ヴィニー、フィル、レックスだ。それがパンテラだ。でも、毎晩、彼らを称えてプレイするのは美しいことだよ。誰もが素晴らしい時間を過ごしている。ショウに来るのは、昔を懐かしむパンテラの熱狂的なファンか、若い、フィルが“新しい血”と呼ぶ人たちだ。毎晩、素晴らしいんだ…、あのバンドが創り上げたものがどれだけ素晴らしいか、証明している」 とくに、パンテラのレガシーを伝えていく上で、若い世代が観に来てくれるのは嬉しいそうだ。「兄貴や親なんかが聴いていた音楽を、若い世代が聴きに来ている。ライヴで聴けるんだ。だから、俺にとっては彼ら(オリジナルのパンテラ)を称えながらプレイするのは、本当に美しいことなんだ」 パンテラはすでに、2025年もツアーを続行することを告知している。2月にUKおよびヨーロッパでツアーを開催する。 Ako Suzuki
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