【バレー】最年長35歳セッター岩崎こよみ「1日1日成長」米国戦も精度の高いトスで貢献誓う
<買取大吉 バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3-0セルビア>◇女子予選ラウンド第3週◇第11戦◇15日◇福岡・西日本総合展示場 パリ五輪出場を決めた日本が、セルビアを3-0のストレートで下した。試合のなかった前日14日に、世界ランキングにより五輪切符獲得圏内に入ることが確定。パリ行きを決めてから初めての試合で、本番でも相まみえる可能性がある相手に完勝した。主将の古賀紗理那(28=NEC)は、ファンへ喜びと感謝を伝えた。これでネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド(R)7位以内に入り、ファイナルR(20日開幕、バンコク)出場も決まった。16日は予選R最終戦で、21年東京五輪金メダルの米国と対戦する。 ◇ ◇ ◇ セッター岩崎こよみ(35=埼玉上尾メディックス)が五輪出場をかみしめた。出産をへて昨年4年ぶりに代表入り。今大会からコートに立つ時間が大幅に増え「3年間みんなが積み重ねてきたものを結果にしないといけない。プレッシャーがあった」と明かした。前日に五輪出場を伝えられ、涙を流して喜んだチーム最年長35歳。重圧から解放されたこの日も、精度の高いトスを上げ続けた。米国戦へ「五輪まで時間がない。1日1日大事に成長したい」と誓った。