ビル・ゲイツが薦める、年末年始に読むべき4冊プラス1 [2024年](海外)
『Engineering in Plain Sight(エンジニアリングを分かりやすく)』グラディ・ヒルハウス(Grady Hillhouse)
土木技師のグラディ・ヒルハウスによる本書は、現代建築の世界の観察図鑑である。 「ヒルハウスは、ケーブル・ボックスから変圧器、携帯電話の電波塔まで、我々が毎日目にする不思議な構造物を取り上げ、それが何でどんな役割を果たすのか、説明している」とゲイツはブログの投稿に書いた。 「好奇心を満たし、思いもよらなかった疑問に答えてくれるような読み物だ」
『THE COMING WAVE AIを封じ込めよ DeepMind創業者の警告(原題:The Coming Wave)』ムスタファ・スレイマン(Mustafa Suleyman)
スレイマンは、AI企業のインフレクション・AI(Inflection AI)とディープマインド(DeepMind)を共同創業し、後者はグーグル(Google)によって買収された。彼は現在、マイクロソフトのAI部門を率いている。本書は、人工知能(AI)がもたらす未来のチャンスとリスク、そして遺伝子編集を含む、その他の科学的進歩に焦点を当てている。 ゲイツは本書について、「AIの台頭について理解したいのであれば、この本を読むのが一番だ」と述べている。
『Federer(フェデラー)』ドリス・ヘンケル(Doris Henkel)著
ゲイツのボーナス・チョイスは、スポーツ・ライターのドリス・ヘンケルによるテニス・プレーヤー、ロジャー・フェデラーの伝記だ。この本にはフェデラーの未公開写真がたくさん掲載されている。 「ロジャー(Roger)のテニスプレーヤーとしての歴史についてはかなり詳しいと思っていたが、特に若い頃については、初めて知ったことばかりだった」とゲイツは述べた。
Sarah Jackson