西田敏行さん出演作『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』『白い巨塔』など年末年始一挙放送
10月に逝去された西田敏行さんを偲び、出演作の特集がホームドラマチャンネルにて放送されることが決定した。 【写真】西田敏行さん出演の『白い巨塔』 放送されるのは、『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』(テレビ東京系)&SP版のほか、『白い巨塔』(フジテレビ系)、『忠臣蔵』(日本テレビ系)を年末年始に全話放送。 『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』は、映画とは一味違う新入社員・浜崎伝助の成長を描いた初のシリーズドラマ。面接で大好きな釣りの話ばかりしてしまった浜崎伝助は、奇跡的に入社試験を突破し、大手ゼネコンの鈴木建設に就職。半年間の研修期間を終え、佐々木課長率いる営業三課に配属される。ある日、昼休みに河川敷で釣り糸を垂らしていた伝助は、初老の男と知り合う。憔悴して寂しそうな様子を見た伝助は、一方的に連絡先を伝え気分転換の釣りに誘ったが、なんとその男は鈴木建設の社長・鈴木一之助だった……。 ホームドラマチャンネルでは、2025年1月1日8時30分から全10話を一挙放送する。 『白い巨塔』は、医学界の知られざる実態と人間の生命の尊厳を描いた山崎豊子の同名小説を25年ぶりに唐沢寿明主演で再連続ドラマ化した作品。原作の持つエネルギーはそのままに舞台設定を現代に置き換え、徹底した取材をもってリアリティを追求しつつ、人間の業を深く掘り下げた。 『忠臣蔵 前編/後編』は、1985年の「年末時代劇スペシャル」で放送された作品。赤穂浪士四十七士の討ち入りを、里見浩太朗、風間杜夫、森繁久彌らを迎え壮大なスケールで綴る。大石内蔵助が、三百数十人の家臣とその家族の運命を背負わされ、いかにして吉良邸討入りという最終目標に到着したのか。人の上に立つ人間の内面の葛藤を見つめ、飾らず真摯に描いていく。今まであまり知られていない、討入り後の四十七士に焦点をあて、四十七士の裁判に関する当時の庶民感情や、林大学頭信篤と荻生徂徠に代表される幕府内部の鋭い意見の対立をリアルに描く。
リアルサウンド編集部