瀬戸康史、7年ぶりの“月9”! 「119エマージェンシーコール」で清野菜名と初共演
俳優の瀬戸康史が、清野菜名が主演する2025年1月期のフジテレビ・月9ドラマ「119エマージェンシーコール」に出演していることがわかった。清野とは初共演となり、月9への出演は「海月姫」(2018年1月クール)以来、7年ぶりとなる。 本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実”を描く完全オリジナルストーリー。 瀬戸が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員・兼下睦夫(かねした・むつお)。2年前まで消防士だったが、あることがきっかけで現場を離れることに。通信指令センターでの仕事が嫌いではないが、どこかいつもふてくされていて文句が多い。新人指令管制員の粕原雪(かすはら・ゆき/演:清野菜名)の教育係でもある。既婚者で小学生の息子を持ち、息子のことになると何を置いても優先する子煩悩な一面もある。 「119エマージェンシーコール」は、2025年1月13日午後9時から放送スタート。初回は30分拡大放送。瀬戸、プロデュース・渡辺恒也氏のコメントは、以下の通り。 【瀬戸康史】 ◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。 「僕は119番通報をかけたことはないのですが、もちろんこの通信指令センターという存在は知っていました。ですが、存在は知っていながらも、そこでどのようなことが繰り広げられているかまでは全く知らなくて、今回出演するにあたって映像などを拝見させていただき、本当に大変なお仕事だと思いました。集中力も必要ですし、冷静さを保つ精神力も必要な職業だなと思います。緊張感もありつつ、どこか俯瞰(ふかん)して自分を観察しなきゃいけない職場なのかなと想像しています」 ◆ご自身が演じられる役の印象は? 「僕が演じる兼下は不器用な人なのかなという印象です。過去に起きたあることがきっかけでこの通信指令センターに来たのですが、まだ過去を引きずっている兼下がどう乗り越えていくのか、そしてこれから仲間たちとどう過ごしていくのか、119番の通報をしてきた方とどう接していくのか、彼の成長物語でもあるのかなと思っています」 ◆役作りで意識していることがあれば教えてください。 「チームで動いていくことが大事になってくると思います。僕が演じる兼下は一匹狼のような側面もあるのですが、やはりチームであることを意識して演じていけたらいいなと思っています」 ◆本作に懸ける意気込みをお聞かせください。 「今回は想像力がキーワードになっています。それは僕が生きていく中でもテーマだなと思っていることで、想像力がないと相手の気持ちも分からないですし、ドラマの中では通報者の状況を想像しないといけないと思っています。この仕事だけではなく、皆さんが暮らしていく中でも想像力が大事なのではないかと思いますので、このドラマを通して伝えていけたらいいなと思っています」 ◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。 「『119エマージェンシーコール』は通信指令センターの物語ではあるのですが、群像劇でもあり、ドラマとしてとても面白い物語になっています。仲間ってすてきだな、家族っていいなと思える作品になっていて、そういった絆を描いている物語でもあるので、ぜひ皆さんお楽しみに!」 【プロデュース:渡辺恒也(フジテレビドラマ・映画制作部)】 「瀬戸さんとは何度目かのお仕事になるのですが、どんな振り幅のある役どころでも、その人物の人間性の“核”を正確に捉えてくれるので、信頼して役を預けられる役者だと思っています。瀬戸さんに演じてもらう兼下は、何を言われても揺るがない信念と、他人のことを第一に考えられる優しさ、そのふたつを絶妙なバランスで内包することができる、懐(ふところ)の深さを持ったキャラクターです。清野菜名さん演じる雪とは、現場との距離の取り方についての考えや仕事へのアプローチが異なっているけど、それぞれの人を助ける思いの強さは変わりません。一匹狼タイプだった兼下が、雪との出会いによってどのように変わっていくのかにも注目していただければと思います」