「1日にいなくていい」ソフトバンク小久保監督、春季キャンプに「S組」新設 柳田悠岐、有原航平ら 開幕ローテ構想も
ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が19日、来春キャンプでベテランを中心とした「S組」を新設することを明かした。 ■小久保監督から「S組」に指名されたのは10選手 S組は2月1日のキャンプイン時の宮崎入りが免除され、中盤の第4クールまでに合流すればいい。小久保監督は「1日にキャンプにいなくてもいい。あとはどうするかは本人次第。第4クールからでいいです。(第4クールまでは)宮崎じゃなくてもいい。宮崎に来ると言っている選手も何人かいます」と説明した。 現段階では投手陣では有原航平、松本裕樹、ロベルト・オスナら、野手陣では柳田悠岐、近藤健介、山川穂高ら計10選手がS組に指名された。さらに指揮官は「自分でやれる選手たち。プラス、その間に見られる選手がいるということです」。主力組が合流するまでは若手選手のアピールチャンスも広がるという狙いも垣間見える。 選手たちの受け止めも人それぞれだった。今宮、中村晃は例年通り、初日から宮崎でのキャンプインを検討。柳田も「打撃投手の球も打ちたいので、打たせてもらってあとは自分のやりたいトレーニングをやるという感じ」と宮崎で2・1を迎えるつもりだ。そのうえで調整を一任されることについて「責任しかない。結果が全ての世界なので、とにかく結果が残るような準備をしたい」と力を込めた。 また小久保監督は開幕ローテーションについての構想も話した。(小畑大悟) ▼「当確が3なので」何人で争う?小久保監督が挙げた「3人」と開幕ローテ構想は(オススメ記事)から▼
西日本新聞社