天文館に新たな再開発構想 高さ100m、400戸規模のマンションが入る複合施設 鹿児島市
南日本放送
鹿児島市・天文館の再開発を巡り、新たな動きです。高層マンションを中心とした複合施設をつくる構想が浮上していることが分かりました。 (鹿児島商工会議所 岩崎芳太郎会頭)「天文館を生き返らせる方法はたった一つ。定住人口を増やすこと」 鹿児島商工会議所の岩崎芳太郎会頭はMBCの取材に対し、天文館地区で検討している再開発プロジェクトの構想を明らかにしました。対象となるのは、センテラス天文館などがある電車通り沿いの東千石町と千日町の一角、あわせておよそ1万平方メートルです。 岩崎会頭がCEOを務めるいわさきグループ所有で、今は駐車場になっているホテル跡地などが含まれ、構想では400戸規模のマンションが入る高さ100メートルほどの複合施設の建設を目指しています。 先月、地権者たちが鹿児島市を交えて再開発事業の勉強会を開いたということで、岩崎会頭は完成までに少なくとも5年から10年はかかるとの見通しを示しました。 (鹿児島商工会議所 岩崎芳太郎会頭)「鹿児島市の一つの都市計画のプロジェクトとしてつくりたい。資本主義は投資しないと経済は発展しない」 構想の実現には地権者の理解や協力が必要となり、今後も勉強会を継続するとしています。
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