岸田首相「安保や改憲で責任ある対応を」、立民・泉氏「解散すべき」 党首討論要旨
馬場氏「『何もやら内閣』と言われている原因は首相のリーダーシップが欠けているからだ。岸田内閣は万策が尽きている。あす、あさってにも内閣総辞職をして首相を変えてほしい。責任を持って仕事ができる首相にバトンを渡してほしい」
首相「残された会期はわずかだが、条文の起案に向けて議論を進めることが大事だ。先送りできない課題に向け最善を尽くす。今先送りできない課題に専念し、結果を出すことに全力を挙げる」
◆共産・田村委員長
共産党・田村智子委員長「夫婦同姓か別姓かを選択できず、同姓を強制されることで女性が個人の尊厳を傷つけられ、不利益をこうむっている。これが事実だという認識があるか」
首相「不利益があるということは重く受け止めている。ただ、この問題はさまざまな角度から議論する必要がある」
田村氏「選択的夫婦別姓の議論で、家族の一体感に関わる問題を指摘すること自体が特定の価値観の押しつけだ」
首相「一定の価値観に基づき判断していることはない」
◆国民民主・玉木代表
国民民主党・玉木雄一郎代表「首相は四面楚歌だ。なぜこういう事態に陥ったのか」
首相「四面楚歌だとは感じていない。当然、批判は出てくるが、やるべきことはやる。これが政治家の責任だ」
玉木氏「四面楚歌の理由はトップが責任を取らないからだ。今やらなければいけないことは首相が潔く職を辞し、責任をしっかり果たすことだ」
首相「先送りできない課題が山積する中、経済も安全保障もエネルギーもあらゆる課題で結論を出していく強い覚悟で臨む」