【京都人おすすめ】秋の京都を堪能!秘密の紅葉スポット・坐禅・写経…ひとり時間のお楽しみ3選
【自分に向き合う】「くろ谷 金戒光明寺」の写経
■写経で仏の心を受け止め自らを省みる時を過ごして -佐々木まなびさん推薦 経文を自筆で書き写す写経は、経を唱えることと同じ修行。「一文字ずつ書くことで、内容がより深く胸に響きます」と佐々木さん。浄土宗大本山「くろ谷 金戒光明寺」の写経会は毎月1度。写経だけでなく、僧侶とともにお勤めし、法話を聞いて法然上人の教えを心に刻みます。厳かな雰囲気のなか、ひとり集中して、自らを見直す機会。黒谷の自然もまた心身を整え落ち着かせてくれます。 <写真>この日の経文は「ひたすら南無阿弥陀仏と唱えれば極楽往生疑いなし」という浄土宗の教えを説いた「一枚起請文」。筆ペンも用意されている。
<特別日中・夜間拝観が開催中>~2024年12月8日 通常非公開の「虎の襖絵」を公開。本年は、3年ぶりに伊藤若冲筆「群鶏図押絵貼屛風(ぐんけいずおしえばりびょうぶ)」もお目見えする好機会。紅葉が美しい「紫雲の庭」も観賞できる。1,000円。 【くろ谷 金戒光明寺】 営業時間/9時~16時 境内無料 ※写経は毎月25日前後の10時~12時30分ころ(お勤めや法話を含む)。1,500円。申し込みは電話かホームページから 撮影=中田 昭 轟あずさ 〈くろ谷 金戒光明寺〉取材・文=中井シノブ 編集・文=吉岡博恵、吉岡尚美、須田秀子(婦人画報編集部) 『婦人画報』2024年12月号より