「森林の役割・木材産業に興味を」小学校で林業を学ぶ教室 県産ヒノキで木工体験【佐賀県】
サガテレビ
森林の役割や木材産業について興味を持ってもらおうと、武雄市の小学校で林業を学ぶ教室が開かれ児童が県産ヒノキを使った台を手作りしました。 この教室は森林や林業、木材産業の振興と後継者育成を目的に、自治体や森林組合などでつくる武雄杵島地区林業協議会が、地区内の小学校を対象に5年ほど前から開いているものです。 26日は武雄市の山内東小学校の5年生約30人が、県産のヒノキを使った万能台の組み立てに挑戦。 金づちでくぎを打ったり、やすりを使って表面を滑らかにしたりなど、慣れない作業に苦戦しながら台を完成させていきました。 【児童】 「森林がどのように災害から守っているのかや、水不足にならないのかがわかってよかった。(万能台は)高いところにあるものを取るために使ったり、ものを置いたりしたい」 「(森林が)二酸化炭素をとって、酸素を出すということがわかった。一回、くぎ打ちを間違えたけど、くぎを取り直してきれいにできた」 協議会では今年度地区内の15の小学校で教室を開催する予定です。
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