環境配慮の買い物理解 花巻南高3年生 エシカル消費学ぶ
県立県民生活センターの小中高生対象の講師派遣事業「エシカル消費を楽しく学ぼう」は1日、花巻市中北万丁目の県立花巻南高校(横坂貴校長、生徒583人)で行われ、3年生40人が生産者や環境に配慮した買い物について考えた。 いわて生協から講師を招き、エシカル消費について「買い物のときに自分の視点だけでなく、環境や社会など他者への視点をプラスすること。地球全体にどのように関わり、どう影響するのかを考えて商品やサービスを選ぶことは人々や環境を守る上で欠かせない」と説明した。 同生協では▽豊かな地域をつくり出す▽地域の環境を守り続ける▽公正な社会の仕組みをつくり出す▽自立する人々を支える―の四つの視点でエシカル消費を推進しているといい、目印となる「認証ラベル」やコープ商品、食品ロスを出さないための取り組みについてクイズを交えて解説した。