俳優ヴァロリー・カリー

米ドラマ『ザ・ボーイズ』でもおなじみの俳優ヴァロリー・カリーが、ファンの不快な言動への怒りをあらわにしました。 【動画】ファンから受けた言動に怒るヴァロリー

4シーズンより新しく登場したキャラクター、ファイアークラッカー役を演じているヴァロリー。9月に北アイルランドで開かれたコミコンに参加し、撮影会やサイン会など、ファンと交流しました。 しかし当日、会場では一部のファンから「不適切な発言」を受けたといいます。インスタグラムのストーリーで、ヴァロリーは怒りをあらわにしました。

ヴァロリーが指摘したのは、「同ドラマでのあるワンシーンを再現してほしい」というファンからの過激な要望です。 ヴァロリーは「ほとんどの人は適切な距離感を保ってくれていた」と前置きをしたあと、次のように語りました。 「私が『ザ・ボーイズ』で、“極端な行動”に出たシーンを、多くの人が見たと思います。その行動を、ブースに来て私に再現するよう求めるのは間違っています」 「あなたがコスチュームを着てようが、キャラクターになりきっていようが、関係ありません」 ヴァロリーはその“極端な行動”が何かについて具体的に説明はしませんでしたが、同ドラマにはヴァロリーが演じるファイアークラッカーが、他のキャラクターの前で「胸元のジッパーをおろすシーン」が含まれています。

続けて、「同じ要望を同じ人から何度もされた」ことを明かしました。 「はっきりと断ったのですが、本人とその友人は怒っていました。本当に不快でした」 「ファンのみなさんに会って話すのはとても楽しいですし、これからも、続けていけたらと思っています」 「ですが、同様の出来事が起こったら、もう交流の場は設けません。これからは、何が適切なのか、何が優しさなのか、考えてもらえるとうれしいです」

SNSには、「ドラマでキャラクターがどんな言動をしようが、それを俳優に求めるのはおかしい」「（交流会では）あいさつをして、活躍への感謝を伝える。それ以上のことは、求めるべきじゃない」「ドラマと現実の区別できない人がいるのは、衝撃です」など、ヴァロリーを擁護する声が寄せられています。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：梶川あんな 【訂正】ヴァロリー・カリーの人名表記を一部誤って記載していた部分がありました。謹んで訂正いたします（2024/10/15 12:13）