紅白トップバッターの新しい学校のリーダーズ、年始の武道館ライブを生中継
2023年にブレイクしたアーティストといえば、真っ先に思い浮かぶのが4人組ダンスボーカルユニット・新しい学校のリーダーズではないだろうか? 本日放送の『NHK紅白歌合戦』ではトップバッターを飾る。 【写真】コヤブソニックでも大暴れした新しい学校のリーダーズ セーラー服に腕章、「青春日本代表」と記された白いハイソックスに上履きという謎の出立ちで、突如現れて話題をかっさらった感のある彼女たち。しかし、実は結成は2015年だ。 2017年にビクターエンタテイメントからH ZETT Mのプロデュースで1stシングル『毒花』をリリース。同曲がテレビドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日)の主題歌に採用され、最終回にはメンバーも劇中に出演。2018年には『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』に出演するなど、じわじわと頭角を現していた。 だが、その人気に火が付いたきっかけは、やはり『オトナブルー』のダンス動画だ。コスプレチックなセーラー服姿でキレッキレの首振りダンスを披露しながら、昭和歌謡を彷彿させるレトロポップなサウンドに乗せて「わかってる ほしいんでしょ 二度見するこの躰」といった際どい歌詞を歌う。 独創的すぎる世界観がTikTokで大バズリし、またたくまに再生回数31億回を突破。さらに『THE FIRST TAKE』出演動画がYouTube週間動画再生ランキング1位を獲得するなど、大きな反響を巻き起こし、まさかの紅白歌合戦出場へと至ったのは周知の通りだ。 年明け1月9日には初の日本武道館ライブを決行。今回WOWOWでは、そのライブの模様を独占生中継する。まだまだイロモノ視されがちな彼女たちだが、一度でもライブを体験すれば、そのアクロバティックに畳み掛けるボーカル&ダンスパフォーマンスの凄さに心を鷲掴みにされる。 もちろん、楽曲にちなんだ小芝居などのコミカルな演出、会場一体となっての掛け声&ダンスの楽しさも、新しい学校のリーダーズのライブの醍醐味だが、今回は初の武道館ライブということで、想像を絶する盛り上がりが期待できそう。新時代のエンタテインメントの扉を開く、伝説の一夜を生中継で体験したい。 放送は2024年1月9日・夕方6時半から、WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドにて。 文/井口啓子