水谷隼&高橋礼華「とても光栄」テレ東パリ五輪中継で2人の金メダリストがキャスター就任
テレビ東京で放送されるパリ五輪中継の出演者が決定した。メインキャスターとして東京五輪の卓球混合ダブルス金メダリスト・水谷隼、フィールドキャスターにリオ五輪バドミントン女子ダブルス金メダリスト・高橋礼華が務めることが決まった。 東京大会で日本卓球史上初の金メダルを獲得した水谷は現役引退後にテレ東系「世界卓球」でも3年連続アンバサダーを務め、卓球の魅力を伝えてきた。卓球をはじめ現地の特設スタジオや各競技会場から4年に1度のオリンピックの熱気を届ける。 リオ大会で日本バドミントン史上初となる金メダルを獲得した高橋はスポーツ中継のキャスター初挑戦。ともに切磋琢磨してきた後輩たちに現地でエールを送るだけではなく、会場では試合を終えたばかりの選手たちにインタビューという大役も担う。世界のトップで戦ってきたからこそ見えるものを、現地から伝えていく形となる。 テレ東では、バドミントン女子シングルス決勝トーナメント1回戦をはじめ(8月1日)、卓球男女シングルス準決勝や(8月2日)、バドミントン男女シングルス3位決定戦・決勝(8月5日)などを中継予定。 さらに大会開幕前の7月12日には「オリンピック伝説の試合 本人と見直したら新発見!裏側ぶっちゃけすぎてヤバいよヤバいよSP」を放送する。オリンピックの名シーン、伝説の試合を本人と一緒に振り返りながら、今だからこそ言える”あの試合の裏側“をぶっちゃける内容。 水谷隼と伊藤美誠が金メダルを獲得した東京大会、卓球混合ダブルス決勝を大会後初めて、2人そろって見直してみたら…知られざる伝説の新事実、裏側が続々と。その他にもバドミントン日本史上初の金メダルの瞬間や、東京大会女子バスケットボール、サッカー「マイアミの奇跡」など名場面の裏側がたっぷり。 ◆水谷隼/メインキャスターコメント 「オリンピックのメインキャスターとしてオファーをいただき、とても光栄に思いました。今までは選手として戦ってきたオリンピックでしたが、今回はキャスターという立場でスポーツの魅力や感動を伝えられることを大変嬉しく思います。『世界卓球』はもちろんのこと、『柔道グランドスラム』もよく見ていました。よく解説のお仕事をさせていただくのですが、その際に、テレ東のアナウンサーの方々は実況スキルが非常に高いといつも感じています。卓球に対する熱意はもちろんのこと、卓球の細かい技術なども熟知しており、かなり勉強されているんだなといつも感心しています。(気になる種目や注目している種目は)もちろん卓球です! 男女シングルスの準決勝戦ということで、メダルがかかったとても重要な一戦になると思います。オリンピックは、アスリートたちが国を背負って戦っています。私自身も非常に重いものを背負って戦ってきました。引退して迎える今回のパリオリンピックは、そういったプレッシャーがないことが大きな違いです。一方で、選手の焦り、不安、緊張などの気持ちもよくわかるので、手に汗握るような試合を肌で感じ、選手一人ひとりの真剣勝負を応援していきたいと思います。(高橋礼華とのキャスターは)とても心強いです! また先日、国内のスポーツイベントで高橋さんとは共演しておりますので、相性もバッチリだと思います。4年に一度のこの舞台で、アスリートたちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると思います。熱い戦いはもちろん、その裏側にある選手たちの努力や心情を、視聴者の皆様にお届けできるよう努めさせていただきます。そして何よりも、視聴者の皆様とともに、卓球をはじめとする様々な競技を一緒に楽しみながら、全力で応援していきたいと思います!」 ◆高橋礼華/フィールドキャスターコメント 「(フィールドキャスターのオファーは)正直、とても驚きました! 引退をして迎えた東京オリンピックは妊娠や出産などが重なりあまり関われなかったので、パリオリンピックには関わりたいと考えていたところでのオファーで、とても嬉しいです!! 引退をしてバドミントンだけではなく様々なスポーツを観るようになりましたが、テレビ東京さんは卓球の試合中継や番組、ゴルフ番組のイメージがありました。ですが、一つ一つの番組が競技に対して掘り下げた内容になっていたので、拝見していたイチ視聴者としてはともて楽しませてもらっていました。引退をして様々なスポーツを観ることが多くなったので、放送されるすべての競技に興味はあるのですが、やはり連続のメダル獲得が期待される卓球、引退をしても関わらせてもらっているバドミントンは注目したいと思っています。また、気になる種目としては競歩が気になります。東京でもメダルを獲得している競技ではありますので! 普段では味わえない空気感があり、同時に様々なアスリートの物語が生まれることがスポーツの祭典ならではの醍醐味だと思います。また、アスリート全員が全力を尽くして戦う姿に瞬きを忘れるくらい見入ってしまうことを味わえるのは魅力だと思います。(水谷隼とのコンビは)水谷さんは様々な番組でご活躍をされているので、私で大丈夫かな?と不安はありましたが、世代として近い年齢でもありますので、水谷さんと一緒に良い番組を楽しみながら作れたらなと思います。キャスターとしては初めての挑戦ですが、自分なりにスポーツが持つチカラ(楽しさ/高揚感など)を皆さまに伝えられるよう精一杯頑張りたいと思います!」
報知新聞社