広瀬すずが「お父さんみたい」と慕うリリー・フランキーが父親役で出演、来年1月スタートのTBS系金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」
女優広瀬すず(26)主演で2025年1月にスタートするTBS系金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(金曜午後10時)に広瀬と共演歴が多く、広瀬に「お父さんみたい」と慕われる俳優リリー・フランキー(61)が父親役で出演することが明らかになった。 ドラマは浅見理都さんの同名漫画(講談社「Kiss」所載)を原作に現在と過去の事件に巻き込まれた親子の愛と運命が交錯するヒューマンクライムサスペンス。 ドラマは、広瀬演じる大学生・山下心麦(こむぎ)を男手一つで育ててきた元警察官の父親・春生(リリー)がクリスマスイブの夜、突然殺害され、犯人として春生が22年前の一家惨殺事件で逮捕した犯人の一人息子が逮捕される。しかし、春生は心麦にある手紙をのこしていた―。 リリーはTBSの連続ドラマ出演は17年の金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」以来8年ぶり2度目。広瀬とは15年公開の映画「海街diary」以来「バケモノの子」、NHK連続テレビ小説「なつぞら」など数々の作品で共演し、過去に広瀬自身「お父さんみたい」と語るほど信頼を寄せており、今回そんな2人が親子を演じるのも注目だ。 捜査一課の刑事だったが、妻を亡くし心麦のために交番勤務に異動した父親を演じるリリーは「すずさんとは『海街diary』以来、7~8本くらい共演しているけれど、2人でセリフを掛け合うみたいなことはほぼなくて。今回親子役ということで期待をしていたら、早々に(自分が)死ぬらしくて…(苦笑)」とコメントした。 さらに「すずさんは子どもの時からミステリアスな感じがする人。僕もすずさんも意外と論理的なタイプではなくて、もっと動物的というか直感的。そういうところが似ているから一緒のフレームに入ったときに親子に見えたらよいですね」と重ねた。 広瀬は「今回は2回目の親子役ということで楽しみにしていました。ですが、もしかしたら1シーンぐらいしか一緒のシーンがないかもしれなくて…。でも大好きな先輩だからこそお父さんとしていてくれるリリーさんの存在を本当に心強く思います」とリリーへの信頼を語った。
中日スポーツ