ムシアラはバイエルンと契約延長へ クラブにドイツ代表でともにプレイするヴィルツの獲得を要望
シティとレアルが獲得に興味を持っていたが……
ヴァンサン・コンパニを監督に招聘した24-25シーズンは開幕から好調を維持しているバイエルン・ミュンヘン。ブンデスリーガでは4試合終えて全勝。16得点3失点と圧倒的なパフォーマンスを披露している。 【動画】ムシアラの23-24シーズンのプレイ集 そんなバイエルンの懸念点はエースであり、クラブの未来でもあるジャマル・ムシアラの去就だ。21歳のドイツ代表との契約は2026年6月までとなっており、来夏には契約最終年を迎える。そのためレアル・マドリードやマンチェスター・シティといったメガクラブがムシアラ獲得に関心を示しており、レアルは1億8000万ユーロ、日本円にして約288億円の移籍金を用意しているといった報道も聞こえてくる。 他クラブからのアプローチがありながらムシアラとの交渉がなかなか始まらなかったバイエルンだが、『Bild』によるとようやく契約延長の話し合いをスタートさせたようだ。当の本人は延長に前向きな姿勢を示しており、新契約締結は時間の問題だといえる。 新契約の交渉の場では今後の補強についても話し合われたようで、ムシアラはドイツ代表でともにプレイするレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ獲得をクラブに要望したという。今夏クリスタル・パレスからやってきたマイケル・オリーセはすでにチームにフィットしており、ヴィルツ加入となれば、バイエルンの2列目は非常に強力な並びとなるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部