中央アルプスで遭難 行方不明から2週間余り…民間の捜索団体が愛知県の男性(59)を遺体で発見 木曽駒ケ岳の馬ノ背北方 2人が行方不明のまま
中央アルプスを登山していて、3月11日から行方がわからなくなっていた愛知県の50代男性は、27日、遺体で発見されました。 警察によりますと、愛知県豊川市の自営業の男性(59)は3月11日に単独で千畳敷から入山し、行方がわからなくなっていました。 男性は家族に「山に行く」と出かけたまま、連絡がとれなくなり、13日、愛知県警に行方不明届を出したということです。 男性の登山届によりますと、11日に千畳敷から入山し、木曽駒ケ岳に登り、桂小場に下山するルートで日帰りの予定でした。 行方不明になってから2週間余り、27日、民間の捜索団体が木曽駒ケ岳の馬ノ背北方(標高約2400メートル)で男性の遺体を発見しました。雪に埋もれた状態だったということです。 警察によりますと、発見場所は登山道から外れていて、現場の状況から男性は滑落したとみられるということです。 中央アルプスでは、この男性のほか、単独で登山した2人が行方不明になっています。