銀山温泉(尾花沢)でマイカー規制 来月23日から、日帰り客対象に
オーバーツーリズム(観光公害)が問題化している尾花沢市の銀山温泉で、市と同温泉組合(脇本英治組合長)は12月23日から、日帰り客を対象に温泉街へのマイカー乗り入れを規制する。両者は期間をずらし別々に実施。いずれも夕方から夜は来場数に上限を設け、特に組合は1時間当たり原則100人とした。 近くの大正ろまん館駐車場に車を止め、有料シャトルバスで温泉街に移動する「パーク・アンド・ライド」を実施。バス2台に加え、高齢者や幼児らを想定し小回りの利くタクシー2台を稼働させる。 市の実施期間は12月23日~1月6日。日帰り客の総量調整の実証実験として行う。バス代として1人500円を徴収し、午後4~8時は予約制とする。市の特設サイトで今月25日から予約を受け付ける。組合は同7日~2月末(予定)。バス代と交通整備協力金を含め1人1100円(1組当たり別途50円の協力金)を徴収する。午後5~8時は計300人限定のチケット制とし、1月末までの分を銀山温泉サイトで販売している。