ご当地アイドルで公務員の二刀流『SCK GIRLS鈴木麻莉夏さん』は音痴だった?プロデューサー「あきらめの悪さがすごく大事」
みさきさん(高校2年生): 「(小さい時に)仮設住宅のクリスマス会があって(SCKが)ステージをしてくれてアイドルってかわいい!かっこいいって思って」 ■プロデューサー「あきらめの悪さが大事」 麻莉夏さんの成長を見守り続けてきた人がいます。プロデューサーの佐藤健さんです。 SCK GIRLS 佐藤健プロデューサー: 「あきらめの悪さ。悪いように聞こえるけどすごく大事なことで。この歌い方で良いですか?とダメでも何回もトライする根性。そこはなかなか真似できないこと」 「被災地発アイドル」として始まったSCKですが、これから中心になるのは震災後に生まれた世代です。 SCK GIRLSリーダー 鈴木麻莉夏さん: 「震災の事はあえて深くは言ってこなかったけど、いつか直面するというか日常生活で知る場面もあるし。そこで出た気持ちを大事にして何を自分は伝えたいんだろうと(気持ちを)整理する場としてSCKがあればいいなと」 10月12日、気仙沼市でサンマフェスティバルが開かれました。復興イベントなどは少なくなりましたが、SCKは、地元に根差した活動を大切にしています。10月はこんな新曲を披露しました。 鈴木麻莉夏さん: 「(気仙沼は)魂がロックな人たちがたくさんいるので、私たちも気仙沼ならではのロックを奏でてみようじゃないかと」 その名も『気仙沼ONDO』です。リーダーの麻莉夏さん、実は「裏方」の顔も持っています。 ■麻莉夏さん、もう一つの顔とは… 気仙沼市役所、そこでパソコンを操る麻莉夏さんの姿が…。 気仙沼市観光課 鈴木麻莉夏さん: 「今度ホヤぼーやのクリスマスイベントをやろうと思っているので(ホヤぼーやの)ファンの人に配るノベルティのデザインを作っていた」 ■アイドルと公務員の二刀流! 麻莉夏さんは、市の職員として観光プロモーションを担当しているのです。イベントポスターなどのデザインやホヤぼーやのグッズ製作にも携わっています。 気仙沼市観光課 村上充課長補佐: 「職場を明るくしてくれる。二足のわらじで大変だと思うが、観光のプロモーションを頑張ってもらっている」
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