格闘技ジム「パラエストラ八戸」の小学生2人が活躍 仙台でキックボクシング大会
11月に仙台市で行われたキックボクシングの大会「聖域(サンクチュアリ)チャレンジ41」(PCK連闘会主催)で、八戸市立根城小2年の元沢光我(こうが)さん(8)が聖域チャレンジ25キロ級のタイトルマッチに勝利し、新王者に輝いた。同30キロ級では、市立白山台小5年の宮川琥蓮嵐(くれあ)さん(11)が王座を初防衛。チャンピオンの2人は同市の格闘技ジム「パラエストラ八戸」に所属しており、他選手や関係者の刺激になっている。 大会は11月17日に開催。主に東北地方から選手が出場して競い合った。25キロ級のランキング6位だった元沢さんは、空位の王座決定戦に挑戦。積極的に攻撃を繰り出し、ランキング2位の相手を圧倒して1ラウンドTKO勝ちを収めた。 25キロ級の王座は以前、兄の心隆(しりゅう)さん(10)=根城小4年=も獲得しており、兄弟で同じチャンピオンベルトを腰に巻いた。自身2戦目で王者となった元沢さんは「練習通りに試合ができた。もっともっと強くなりたい」と闘志を燃やした。 9月の大会で30キロ級の王座を獲得した宮川さんは、初防衛戦に臨んだ。安定した試合運びで終始優位に立ち、判定3―0で勝利を飾った。「自分はパンチが得意。うまく戦えたと思う」と振り返り、「東京のキックボクシングの大会でも勝ってチャンピオンになりたい」と意気込んだ。
デーリー東北新聞社