えぇぇぇ!? [ダイハツ]って日本で一番古いメーカーだったの!?
■軽自動車分野でも躍進
軽自動車の分野でも意欲作を積極的に放つ。クオーレを発売した後、1980年に物品税のかからない商用車仕様のミラ・クオーレを投入。これは1982年にミラと名を変え、4WDとターボを加えてヒットした。 2代目ミラはエアロパーツ装着のTR-XX(ダブルエックス)を設定したが、これも人気車になる。ミラから発展したのが、背を高くして大きな荷物も積めるように改造したミラ・ウォークスルーバンだ。21世紀のミラの傑作は、ハイブリッドカーに迫る低燃費を叩き出したミライースである。 1990年代、ムーヴがハイトワゴンブームをけん引した。2002年、電動開閉式ルーフ装備の軽オープン、コペンを発売する。ダイハツは保守的に見えるが、強烈な個性のフェローバギーやネイキッドなどを市販に移した。 BEVも1965年に開発に着手し、1970年の大阪・万博に納入している。早くからハイブリッド車も手がけるなど、進取の気性に富むメーカーなのだ。
■軽トラックのイメージを革新し続けるダイハツ
軽トラックに新風を吹き込んでいるのがダイハツだ。農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」に参画し、女性に優しいクルマづくりや、外板色の追加を実施。ピンクやオレンジなどカラフルな軽トラックを当たり前にしたのは、ダイハツの功績と言える。 また、電気屋さんのニーズを聞いて生み出したハイゼットデッキバンなど、フットワークの軽さも凄い。