サヨナラ打の三菱重工East山中 監督「いい顔していた」 日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会は第10日の7日、京セラドーム大阪で準々決勝があり、三菱重工Eastが日本製鉄鹿島に延長十回タイブレークの末に2―1でサヨナラ勝ちし、第47回大会(2022年)以来、2大会ぶりの準決勝進出を決めた。三菱重工East・佐伯功監督の試合後の主なコメントは次の通り。 【写真で振り返る】激闘の準々決勝 日本製鉄鹿島vs三菱重工East ◇「決めると思っていた」 最後に山中(稜真)が決めると思っていた。延長十回、山中が打席に入る前に「バントの確率は0%。お前が決めてこい」と送り出すと、「行ってきます」といい顔をしていた。八回くらいから、タイブレークになれば良い形で山中に回って来ると思っていたら、本当にそうなった。彼らしい打撃だった。お見事だった。 先発の本間(大暉)は、相手打線の圧力もあって簡単な投球ができず、ややボールが先行する場面があったが、要所をしのいでくれた。七回に走者をためたが、信頼しているので、交代させる気は全くなかった。バッテリー中心に良いディフェンスができた。 明日の準決勝も総力戦。先発投手が大事になる。守りを固めるうちの野球をしたい。