小倉智昭さん、多くの共感を呼んでいた「嵐の再稼働」への父の目線 18年続く親交…死去に嵐ファンも涙
フジテレビ朝の情報番組『とくダネ!』などでキャスターを務めた小倉智昭さんが12月9日午後に逝去した。77歳だった。これを受け、多くの嵐ファンからも感謝と哀悼の声が寄せられている。 ■【画像あり】“髪型に時代感”嵐の5人、小倉さんと共演『嵐の宿題くん』の“後継番組”スタート時の姿 小倉さんは2016年に膀胱がんを患ったことを公表し、18年に膀胱を全摘出。その後、仕事に復帰して21年3月まで22年に渡って『とくダネ!』のMCを務めた。番組終了後は仕事をしながら闘病生活を送っていたが、ここにきて不調を訴え病院に入院。24年12月4日に「治療の手立てがない」との宣告を受け、同月6日から自宅に戻り、妻の看病のもと過ごしていたという。 小倉さんの訃報を受け、 《小倉さん…嵐の宿題くんでの数々の思い出が》 《オグさん… 嵐の宿題くんの、5人とのやりとりとあの雰囲気が好きでした》 《ご冥福を心からお祈りします「嵐の宿題くん」月曜日の憂鬱な夜、思いっきり笑わせてくれて、すごく救われました。そのMCで嵐の魅力を引き出してくれたから嵐を大好きになりました。もちろんオグさんもね》 といった声が多数寄せられ、《嵐の宿題くん》はXのトレンド入りするほどだった。 「『嵐の宿題くん』は、『真夜中の嵐』、『Cの嵐!』、『Dの嵐!』、『Gの嵐!』と続く嵐の冠番組。2006年から2010年まで放送され、その後の『嵐にしやがれ』(すべて日本テレビ系)に続いていきます。 『嵐の宿題くん』には小倉さんもレギュラー出演していたのですが、小倉さんは、当時はまだ若かった嵐のメンバーとのやり取りがなかなか上手くいかなかったようです。ところが、さまざまな企画を一緒にやっていくうちにどんどんと仲が深まっていき、プライベートでも交流するほどの仲になっていったそうです。 両者は特別な関係だった。それだけに、多くの嵐ファンも小倉さんとの別れを悲しんでいるんでしょう」(ワイドショー関係者)
■嵐の活動休止直後に出した「父親目線コメント」
『嵐の宿題くん』での共演以来、小倉さんはメンバーから「オグさん」と呼ばれ、お互いの誕生日にはプレゼントを贈り合う仲に。今までリリースされたシングルとアルバムはすべてチェックし、コンサートにも毎年のように足を運んでいたという。 嵐が活動休止に入る直前の2020年12月25日、『スポニチアネックス』の取材に対して小倉さんは「彼らがすごいのは人気が出ても変わらないところ。5人は今も(番組出演の前後)同じ控室にいる。1つの部屋でずっと一緒にいられるのは本当に仲のいい証拠。こんなグループ、稀ですよ」とその印象を明かしていた。 さらに「同じ年の同じツアーでも公演によってトークがまったく違う。話術を心得ているし、全公演で手を抜かない。だからファンは引きつけられるんだと思う」「今でも『VS嵐』(フジテレビ系)で必死に壁をよじ登ったりしてる。何でも一生懸命やる。たとえ失敗しても隠さない。アイドルなのに“作り物”じゃないところが魅力」と嵐の魅力を力説していた。 また、活動休止に入った直後の21年1月3日の日刊スポーツでは『嵐の宿題くん』での共演を振り返り、「出世していく過程を見られた」と語った。嵐の再集結については「自分を犠牲にしていた部分もあったと思う。僕は、それぞれの道を歩んでいけばいいんじゃないかなって思っています」と父親のような目線でコメントしていた。 小倉さんの訃報を受けてあらためて、 《長い間5人を息子のように温かく見守り続けてくださり、ありがとうございました》 《嵐5人がたくさんお世話になった方 嵐が国民的アイドルになる前からずっと見守ってくれた方 嵐の宿題くんいつも面白かったです 小倉さんは永遠に嵐の父だと思っています》 《当時、20代の嵐メンバーをお父さん目線で可愛がってくれていて、嵐メンバーも父のように慕っていたイメージだった…》 などの声が上がっている。 「小倉さんは、10月24日配信の『NEWSポストセブン』の記事でも大野智さん(44)、櫻井翔さん(42)、相葉雅紀さん(41)、二宮和也さん(41)、松本潤さん(41)それぞれの印象を語ったばかり。 活動休止直後は《それぞれの道を歩んでいけばいいんじゃないかな》とした小倉さんですが、再集結や再稼働を望んでいるファンも少なくない。そんなファンにも寄り添って――なのかもしれませんが、最新のインタビューでは《5人が“嵐愛”にあふれている》とも話していましたね」(前出のワイドショー関係者) 小倉さんの逝去を受け、嵐のメンバーも感謝と哀悼を捧げているに違いない。
ピンズバNEWS編集部