「パタゴニア」名作の「バギーズ・ショーツ」にロング丈が登場!【24年・春夏新作】
地球環境にも配慮したものづくりでも知られる、アメリカ・カリフォルニア州生まれのアウトドア企業『patagonia(パタゴニア)』。2023年に創業から50周年を迎え、新たな50年に向けて、2024年春夏の新作発表会で掲げたのは「Unfashionable(ファッションじゃない)」というキーワードです。 【写真16枚】『patagonia(パタゴニア)』2024年春夏の新作発表会で見つけた注目アパレルを写真で見る!デイリーからアウトドアまで活躍するアイテムがずらり えっ?どういうこと?会場に、アパレル製品、こーんなに並んでいるのに? 海に山にデイリーにと活躍するアパレルもたくさん発表されたので、その理由も一緒に見ていきましょう!
「クオリティーがいい」ものづくり
「Unfashionable(ファッションじゃない)」をテーマに掲げた『パタゴニア』が目指すのは「クオリティーがいい」ものづくり。この言葉には、世界中から愛される企業として、地球環境にも人にもやさしいものづくりを追求する『パタゴニア』らしさが込められています。 「ファッション」という言葉を聞くと、流行にのった、最新のものといったイメージが浮かびます。でも『パタゴニア』は、今年だけではなく何年も着るために、「クオリティーがいい」製品を目指しているそうです。 「クオリティーがいい」とは、1つに品質。最高品質の製品をつくることで、丈夫で、手入れや修理をして長く着続けることができます。 2つ目に、使用するコットンや食材を育てる畑の土の「クオリティーがいい」。農地を健やかに保つだけでなく、リジェネラティブ農業(環境再生型農業)のように、土壌を修正・改善しながら自然環境の回復につなげる農法で育てられた素材も使用しています。 3つ目に、生産者の生活の「クオリティーがいい」。フェアトレード・サーティファイドという、働く人たちの生活賃金を保証する取り組みを採用。労働環境や賃金などに苦しむことなく、前向きに生産できる環境を整えているそうです。 『パタゴニア』では、こうしたクオリティーがいい製品を購入してもらうことで、買う人をはじめ、関わるすべての人や物事がしあわせになる。そんな『パタゴニア』の描く未来に、毎シーズンはっとさせられます。ブランドのファンとしては、買うこと、着ることが誰かのしあわせにつながるってうれしいですね。