デュポンらがメンバー入り。地元開催のオリンピックに挑む男女7人制フランス代表発表
パリオリンピックに出場するフランス7人制代表メンバーが発表された。 男子は、今季のセブンズワールドシリーズのバンクーバー大会で3位、ロサンゼルス大会で優勝、香港大会で2位、マドリードのグランドファイナルで再び優勝し、上り調子で自信をつけてきた。ジェローム・ダレットヘッドコーチ(HC)は継続性を尊重し、この4大会で主軸となった選手を選んだ。 キャプテンのポーラン・リヴァ(フランス協会所属)、2016年のリオ大会にも出場したステファン・パレーズ(フランス協会所属)とジャン=パスカル・バラク(ペルピニャン)、トップ14で優勝したばかりのアントワンヌ・デュポン(トゥールーズ)ら、12名が選ばれた。 男子はプールCで、7月24日にアメリカ、ウルグアイと、25日にフィジーと対戦し、まずは準々決勝進出を目指す。 女子は、アンヌ=セシル・シオファニ、クロエ・ジャケ、カルラ・ネセン、セラフィンヌ・オケンバ、クロエ・ペレ、カロリーヌ・ドゥルアン、カミーユ・グラシノという7人の東京大会銀メダリストを含む。中でもグラシノはリオ大会から3度目のオリンピックになる。また、ドゥルアン、ジャケ、そして東京大会は直前の負傷で棄権したジョアンナ・グリぜは、2022年の女子15人制ワールドカップでも活躍した選手だ。怪我人も復帰して、やっとベストメンバーが揃った。 男子よりも早くから優勝を期待されていたが、今年はドバイで3位、ケープタウン、バンクーバーで2位、そしてシンガポールで再び3位 、マドリードで2位と2位止まりで、なかなか決勝戦で勝ち切ることができず、トラウマになっているのではとまで言われている。自国開催の今大会こそ、その壁を突き破って金メダルを獲得したいところだ。 日本と同じプールCに入り、7月28日にブラジル、日本と、29日にアメリカと対戦する。