「受け継ぐことが大切だと学んだ」 勝浦中学校で年の瀬の恒例行事 しめ縄作り体験【徳島】
JRT四国放送
日本の伝統文化を若い人たちに伝えようと、徳島県勝浦町の勝浦中学校で12月23日、年の瀬の恒例行事となっているしめ縄作りが行われました。 この日は、1年生と2年生の生徒52人と、小松島警察署の警察官3人も参加し、地域のボランティア8人から3本の藁を使ったしめ縄の作り方を教わりました。 (生徒) 「むずいっす。最初の巻いて始めるところが一番難しいです。あと5本ぐらい作れたら良いなと思っています」 (生徒) 「最初は難しかったけど、慣れたので上手くできるようになりました」 生徒たちは1時間ほどかけて約250本のしめ縄を作りました。 (勝浦中学校 河野紬さん(2年)) 「昔のことを受け継ぐことが大切なんだなって学びました」 (小松島警察署 大久保音夢巡査) 「こういう機会を設けていただかないと、なかなか伝統に触れ合うことはないと思うので、昔のことに興味を持ってやってみるというのはとても良いことだと」 (阿波勝浦ライオンズクラブ稲井稔会長(85歳)) 「勝浦中学校でこんなことしたよっていう郷土愛、自分が完成させたという満足感、そういったものを持って社会に出て行ってほしいです」 作られた「しめ縄」は、生徒らがそれぞれ家に持ち帰って飾るなどするということです。