徳島市の訪問介護サービス業者が介護報酬を不正受給か 県は2025年1月22日から事業者指定取消の行政処分【徳島】
12月23日、徳島県は徳島市の訪問介護サービス業者が介護報酬約1380万円を不正に受給したとして、事業者指定を取り消す行政処分を決めました。 行政処分を受けたのは、徳島市住吉の「株式会社エージングアシスト」です。 徳島県によりますと、この会社は2022年8月から2023年9月にかけ、運営する訪問介護事業所の利用者に対し、割り増し条件を満たさないスタッフが介護したにも関わらず、嘘の報告をするなどして介護報酬あわせて約460万円を不正に受給したということです。 また別の通所介護事業所でも、短時間のサービスにも関わらず長時間サービスしたなどとして、あわせて約920万円を不正受給したということです。 このため徳島県は12月23日付で、2025年1月22日からこの業者の事業者指定を取り消す行政処分を決めました。 処分に対し事業者は、「不正をしている認識はなかった」とコメントしています。