浦和実が山村学園を破り24年ぶりの関東大会出場決める／秋季埼玉大会
秋季高校野球埼玉県大会（28日、浦和実4－2山村学園、県営大宮公園）浦和実が24年ぶり3度目の秋季関東大会（10月26日開幕、神奈川県内）出場を決めた。決勝進出を果たし、上位2校に与えられる切符をつかんだ。準決勝第1試合。浦和実は二回に先制し、三、四、六回にも1点ずつ加えた。背番号「20」の左腕・駒木根琉空投手（2年）が山村学園に9安打されながらも2失点で完投した。 駒木根は「（準々決勝の）浦和学院戦で（左腕の）石戸（颯太投手、2年）が（2安打完封と）よかったので、きょうは自分一人で、と思った。打たせていこうと思った」と振り返った。 辻川正彦監督は「秋の大会に入ってチームが成長してきていると感じている。浦和学院に勝って、燃え尽き症候群みたいにならないようにとだけ思っていた。駒木根は押すタイプなんだけど、ていねいに放っていた。24年前の関東大会は覚えている。（甲子園初出場への）チャンスだと思っているが、とにかく明日（決勝）」と話した。
