マイリー・サイラス、授賞式で涙 ディズニーレジェンドとして表彰される
現地時間8月9日(金)から11日(日)にかけて開催されたディズニーのファンイベント「D23 Expo」。最終日にディズニーの世界を作るのに多大な貢献を果たしたディズニーレジェンドたちが表彰された。ディズニーレジェンドとはディズニーが映画やテレビ、音楽などディズニーの様々な分野で大きな業績を成し遂げた人に送る最高の栄誉で、今年は映画『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズのハリソン・フォードや『ブラック・パンサー』シリーズのアンジェラ・バセット、映画『アバター』シリーズのジェームズ・キャメロン監督らと共にテレビ番組「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のマイリー・サイラスが選ばれた。 【写真】ハンナ・モンタナ時代も! マイリー・サイラスの成長アルバム
表彰式でステージに立ったマイリーは「私は絶対泣くつもり」と宣言、この日のために2つスピーチを書いたことを明かした。「1つは私がみんなが思うようなバッドアスでいられた場合の長いスピーチ、もう1つは私が怖くなったときのための短いスピーチなんだ」と語り始めたマイリー。「2005年にディズニーの使命は会社を再建することだった。だからボブ・アイガーと私を雇ったんだよね」とディズニーのCEOであるアイガーもネタにしたジョークを交えつつ「ハンナ・モンタナ」のヒロインに選ばれた頃を振り返った。
「そのことを私はとてもよく覚えている。「ハンナ・モンタナ」のオーディションを受けているところだったから。バーバンクにあるディズニーのオフィスは私たちディズニーキッズを作りあげると噂されている場所でとても賑やかだった。私はラボで作られたわけではないし、もしラボで作られたのだとしたら2013年から2016年の間で私が誤作動を起こすようなバグがシステムにあったんだと思う。ごめんねミッキー!」。
前半は笑いに満ちたスピーチも、後半はマイリーらしいファンへの感謝の気持ちがこもったものに。「あの日からすべてが少しづつ変わったけれど、同時にまったく何も変わっていない。私はハンナ・モンタナだったことを誇りに思いながらここに立っている。この賞はハンナと彼女に対してとても忠実なファンのみんな、そして私の夢を現実にしてくれたみんなに捧げます。レジェンドである彼女の言葉を借りれば、これこそが人生なんだ」。ハンナ・モンタナを卒業して13年、今ではアメリカエンタメ界を代表する歌姫になったマイリー。レジェンドとしてこれからどんな道を歩んでいくのか楽しみにしたい。