新高校の校名「志誠館」に内定 新庄北、南統合-両校の校訓から採用
新庄市の新庄北と新庄南の両高校が統合し、2026年4月に開校する新高校の校名が「志誠館(しせいかん)高」に内定したことが16日、複数の関係者への取材で分かった。両校の校訓から共通する「誠」の文字を採った。県教育委員会は17日の県議会12月定例会の文教公安常任委員会で校名を明らかにするとみられる。 新庄北高の校訓は「誠心誠意・質素簡約・勤勉力行」、新庄南高の校訓は「清楚・誠実・進取」。 県教委は6月に校名を公募し、寄せられた案を基に両校長や地元教育関係者らの意見を踏まえて検討してきた。今後は校章と校歌の検討・制作に入る。 新高校は全日制の定員が普通科120人、探究科80人。定時制は普通科40人で、27年度に夜間から昼間に移行する。県教委は現状、統合する2校の既存校舎を一部改修し全日制は新北の校舎を、定時制は新南の校舎を活用する方針を示している。