ヤバイ! スコアカウンター押すの忘れてた…orz ビギナーがスコアを数えられなくなったらどうすべき?
ビギナーの自己判断が一番まずい
ラウンド中はプレーをすることに必死になり、自身がいま何打目なのかうっかり忘れてしまった経験があるゴルファーは少なくないはずです。とくにラウンド経験が浅いビギナーの場合は打数が多いので、必然的に間違えてしまったり分からなくなったりすることはよくあります。 【図解】意外と知らない…? これが接待や上司とのラウンドで役に立つ「カートの上座・下座」と「行き帰りのクルマの上座・下座」です
しかし本人に悪気がなかったとしても、同伴者からは「スコアを過小申告するズルい人」と思われてしまう可能性があります。ではスコアを忘れにくく覚えやすくするためには、どのような対策をするのがベストなのでしょうか。ハリーゴルフスクールを経営するレッスンプロのハリー石川氏は以下のように話します。 「グリーン到達までに何打かかったのか、グリーンでは何打かけてカップインしたのかを分けて考えると数えやすくなると思います。年配のゴルファーの人はたまに、3オン2パットのことを『3年2組』と表現しますが、同じように6オン3パットだったから『6年3組』だと覚えると忘れにくくなります。ビギナーのなかにはスコアカウンターを利用する人もいますが、そもそもカウンター自体を押し忘れたり、それなりにラウンド慣れしてきたらすぐに使わなくなったりするので、個人的にはあまりオススメしていません」 しかしどれだけ気をつけていても、スコアを忘れてしまうことはあります。もし自身のスコアが分からなくなった場合は、どのように対応するのがスマートなのでしょうか? 「自己判断で『9打ぐらいかな』とカウントするのではなく、同伴者に遠慮せずに聞くことが非常に大切です。スコアが分からなくなった地点やカートでスコアを入力する際に『自分は〇打だと思うのですが、合っていますかね?』といった感じです」 「実はゴルフはルールがしょっちゅう変わるスポーツなので、何事も自己判断で決めつけて処理を行うのは危険です。たとえば、カート道にボールがある場合はニヤレストポイントを見つけてそこを基点にドロップしますが、どこに落とすか微妙なときもあります。そのような場合は同伴者に『ここに落としますが、いいですか?』と一言声をかけて承諾をもらえれば、あとからとやかくいわれることはありません。同伴者と楽しく円滑にプレーするために大切なことは同意を得ることなので、分からなくなったら素直に聞くようにすると良いでしょう」