夏コミケ、初日は64カ国から参加 炎天下と酷暑のなか午後も盛況、2日目に繋ぐ
8月11日、東京ビッグサイトにて開催されたコミックマーケット104の1日目が、大きな事故やトラブルもなく終了した。コミックマーケット準備会の発表によると、当日の来場者数は13万人にのぼり、2日目・最終日の本日に繋いだ。 【画像】酷暑のなかの入場待機列…初日の盛況のようす(全6枚) 昨日は猛暑の中での開催となったが、参加者の適切な暑さ対策と水分補給、運営側の対策により「大きな混乱は見られなかった」と発表。特に、東7・8ホールや南展示棟の各ホール内は最新の冷房設備が備わっているため、より快適だった。 参加者については速報値として13万人を共有しており、前回、前々回と同程度の多くの参加者で賑わった。なお、今回は他入場証券と比べて低く価格を設定している「午後入場」での来場者も多く、閉会直前までホール内がサークルを回る参加者の姿が多く見られ、東地区と西南地区を結ぶブリッジやコンコースも混雑した。 また、今回も海外からの来場者も目立った。準備会国際部の対応記録と海外在住者向けチケットの販売実績から、少なくとも64の国と地域からの参加が確認されており、会場内では英語や中国語など様々な言語が飛び交う光景が見られた。準備会は「世界に広がるOTAKUイベントの一つとして、参加しやすいコミケットを目指します」とコメントしている。 初日は出展サークルの傾向として、特にVtuberとブルーアーカイブなどのソーシャルゲーム関連のサークルに注目が集まった。企業ブースでは130社が出展、自治体の企業局や第三セクター、観光協会など公的な団体の参加も見られ、Vtuber系やゲーム系のブースを中心に賑わいを見せた。 コスプレイヤーも多数参加し、屋上展示場や南1ホールを中心に撮影待ちの列ができるなど、盛況を見せた。長蛇の待機列はもちろんのこと、屋外の撮影エリアでは炎天下の日射により非常に高温の状態が続いており、歩いているだけでも気だるさを感じてしまうほど。コスプレ参加者や体調が不安な方は特に暑さ対策を図っていただきたい。 ■統計情報(8月11日=準備回共有) 来場者数:13万人 スペース数:約12,000スペース 出展企業数:130社 コスプレ:男性: 1,794人・女性: 2,583人 国と地域:64 撮影:コミックマーケット準備会
オタク総研編集部