ソフトバンク・栗原陵矢が3戦連続複数安打で一人、気を吐く…28歳の誕生日に好調ぶりアピール
西武4―0ソフトバンク(4日)――西武が零封勝ち。三回に外崎の適時打で先制し、逃げ切った。先発の武内夏暉(国学院大)は8回4安打無失点で5勝目。ソフトバンクは連勝が4で止まった。 【写真】1回2死、栗原がヒットを放つ
ソフトバンクの栗原が、自身の28歳の誕生日を祝うように3試合連続となる複数安打を記録し、好調ぶりをアピールした。
一回の1打席目は武内の外角のスライダーを中前にうまく打ち返した。四回の2打席目もスライダーを左前打とし、チームが4安打に抑えられた試合で一人、気を吐いた。
「打点にこだわりたい」とシーズン前に話していた。今季の目標は高く100と設定。この試合の前までで45となっており、リーグではともにクリーンアップを担う山川、近藤に続いて3位につけている。
この日は打点を挙げられなかったものの、シーズン序盤の不振を乗り越えて、目標に近いペースで積み上げている。自身は「自分一人ではどうこうできないし、本当にチームに感謝したい」と語る。自己最多は2021年の77。これを大きく超える成績が期待される。(渡辺直樹)
ソフトバンク・小久保監督「(西武の武内について)味方のエラーの後も崩れない。今年のルーキーの中では断トツじゃないですか」