嵐が2020年末で活動休止 それぞれの道を歩む
ジャニーズの人気グループ、嵐が2020年12月31日をもって活動休止することがわかった。27日、公式ファンクラブサイトで発表した。 発表された動画メッセージによると、リーダーの大野智は、たくさんの話し合いを重ねた結果、2020年を区切りに嵐としての活動を休止して、メンバー5人、「それぞれの道を歩んでもいいのではないか」という結論に至ったという。
常に前進し続けてきた嵐の歴史
嵐は1999年9月、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人で結成された。米ハワイ、ホノルル沖のクルーズ客船でデビュー会見を開くというスケールの大きさは、嵐というグループ名にもぴったりの感があった。同年11月には「A・RA・SHI」でCDデビュー、オリコンシングルチャートでウィークリー1位に輝き、以後、常に前進し続けてきた。2014年にはグループのシングル総売上が2000万枚を突破、これまで7年連続10度にもおよぶ5大ドームツアーを開催するなど、名実ともにビッグなグループに成長を遂げた。 「嵐は結成時から今の5人のメンバーでやってきた一体感の極めて強いグループですが、リーダーの大野は、実は嵐の結成以前には、2度も事務所に辞意を伝えていることを過去のインタビューなどで明かしています。また、櫻井は一時的な期間限定のユニットだと思いこんでいたそうです。しかし、なんでも唐突にものすごいフットワークでまとめあげてしまうのがジャニーズの凄さでもある。結成後の嵐は一丸となって順調にキャリアを重ねました」(スポーツ紙50代男性記者)
ネット上にファンの声、噴出
マスコミ各社のニュースがインターネットをかけめぐると、ツイッターのトレンドワードにはあっという間に「活動休止」「ジャニーズ」「嵐2020年」といったワードが浮上。「え…?!まじか」「解散じゃなくて休止だよね」「自由な生活に飽きることがあったらまた戻ってきてほしい」といったファンの声がネット上にあふれ返っている状況だ。 (文・志和浩司)