【阪神】岡田彰布監督、勝利後の整列で平田勝男ヘッドコーチにぼやき…一問一答
◆JERAセ・リーグ 阪神2―0巨人(17日・甲子園) 阪神が伝統の一戦に競り勝った。岡田監督は阪神の監督として吉田義男氏を超える歴代単独2位の通算485勝目。先発の伊藤将は毎回走者を出す苦しい展開のなか、粘りの投球で7回を6安打無失点に抑え、今季2勝目を挙げた。2回2死から近本、中野の連続安打で一、二塁とし、森下の中越え2点二塁打で挙げた2点を守り切った。球団初の日本一を達成した1985年にバース、掛布、岡田のクリーンアップが“バックスクリーン3連発”を放ったのが水曜日の4月17日。39年ぶりに訪れた同じメモリアルデーに“3連打”で勝利したが、打線の低調ぶりは変わらず、12年以来3度目の9試合連続2得点以下となった。以下は岡田監督の一問一答。 ―3回に2死から3連打。試合を振り返って 「いやいや、もう、2点しか入らないからね。まあ、もう伊藤(将)もね、本当、全然あんまりよくなかったんだけど、本当、守り勝ちというか。本当、しのいでしのいで、そういうゲームだったですね」 ―毎回ランナー。無死満塁もあった。本人も粘ってと言っていた 「それはもう粘って粘ってですよ」 ―リリーフ陣はタイガースの強み。桐敷、岩崎、ゲラは 「いやいや、桐敷は久しぶりだったんですけどね。岩崎とゲラは、2点しか取れてないのでね。勝ちゲームも僅差ばっかりなので、まだね、ちょっと勝つ時も休ませたいんだけど。まだチームが波に乗れないというか、点を取れないので。ちょっと今はね、2人には酷だけど頑張ってもらわないと。いつか休めるときが来ると思いますけど」 ―岩崎とゲラの起用順は流動的か 「まあまあ、まだ流動的ですね」 ―攻撃は万全ではないかもしれないが、あの場面で決めた森下の打撃は 「いやいや、もうね、昨日もそうだけど、チャンスで点がまだ入っている方なので。ノーヒットで終わるとはあの回では思わないじゃないですか。結局ね、それはツーアウトからの点だったので。まあ久しぶりのね、先制点というか、2点というのも久しぶりでしょ。ねぇ、ほんと。まあそういう意味でね、ツーアウトだったしね、ほんと大きな2点だったですね」 ―開幕前には、巨人は変わったとみていた 「そうですね、メンバーがだいぶ変わったんで。リリーフ陣もほんと初めてのピッチャーも多いし、なかなかね、ちょっと取れない部分はあるんだけど。まあ、ねぇ、去年とはだいぶ違うチームにはなってると思いますね」 ―阪神監督歴代2位の勝ち星 「あぁ、それはまだね(笑い)。試合あるんで。それはまあ、あまり関係ないですね」 ―今日がバックスクリーン3連発以来の4月17日、水曜日の巨人戦 「試合が終わってね、並んでる時に平田とかと話したけど、3連発の日にね、3連打だけで終わったでしょ」 ―こういう勝ちは 「勝つのは一番大きいんでね、こんだけ打てないんでね、ええ。今のこの成績にいてるっていうのはピッチャー陣の頑張りだし、僅差のゲームで守りの方もしのいでしのいでというね。そういうのが続いてるけど、そこを乗り切ればね。もうちょっと楽なゲームできると思いますね」 ―明日は実績ある投手 「久しぶりにね、勝ち越せそうなね、そういうふうになったんで。みんなでもうちょっとヒット打ってね、いいゲームしたいですね」
報知新聞社