DeNAのアンソニー・ケイ

◆ 森唯に加え二軍戦でジャンクソン＆平良も好投 　DeNAの新外国人アンソニー・ケイ投手（28）が17日、広島とのオープン戦（マツダ）に先発登板。5回2安打無失点と好投し先発ローテ入りをアピールした。 　初回は先頭の野間に粘られ四球を与えたものの、2番・菊池を遊ゴロ併殺に仕留め無失点スタート。2回以降も四球はあったものの、的を絞らせない投球で4回までノーヒット投球を展開した。 　5回は不運な内野安打と四球で無死一、二塁としたが、7番・堂林を内角に食い込むスライダーで空振り三振。続く會澤には右翼へ安打性のライナーを許したが、右翼・度会が華麗なダイビングキャッチを披露し二死とした。続く上本に左前打を許し満塁としたが、最後は1番・野間を遊ゴロに退けピンチ脱出。スコアボードにゼロを刻み続け、5回84球、2安打無失点、4奪三振3四球の好投でマウンドを降りた。 　DeNAは16日の広島戦で先発の森唯が5回5安打1失点と好投し、この日は新外国人のケイが5回2安打無失点。開幕ローテ入りが有力視されている新外国人のジャクソンは16日の二軍・ロッテ戦で4回3安打1失点（自責点0）、同じく開幕ローテ候補の平良もこの日の二軍・ロッテ戦で6回まで3安打無失点の快投を見せており、熾烈な先発ローテ争いが繰り広げられている。