得意の「うそ漫談」を披露した街裏ぴんく

　今年のＲ－１グランプリを制したお笑い芸人・街裏ぴんくが２０日、東京・なかのＺＥＲＯ小ホールで、１０都市を巡る自身初の独演会ツアー「信じてもらえない男」の千秋楽公演前に行われた取材会に出席した。 【写真】決めポーズを取る街裏ぴんく 　「うそ漫談」で３月にＲ－１を優勝し、メディア露出が増加。バイトを辞められるようになり、人生が変わった一年となったが、今年の漢字を求められると、悩みつつも「白」と回答し、「（テレビ番組などに）出ていった時に緊張もあるし、大御所の先輩達の中で頭が真っ白になったりすることもある」と明かした。 　加えて「今まで舞台でずっとやってきたのでメディアに関しては真っ白」とするとともに、「“返り”がすごかった」と、「いわゆるＳＮＳで『なんであいつが優勝なんや』とか。テレビ出る度によくない意見を気にしてしまう」と１年を通して批判を受けたことに悩んだと説明。 　「今はもう言われすぎて全然楽になったけど、とんでもなく白髪増えた。絶対白。髭も全然（白く）なかったのに切るような生活になってて、嫁が頭見た時に『ここ一体白髪になってんな。よう乗り越えたね』って言われた」と苦笑で続け、「うれしいこともあれば、俺あかんなって思うこともあったし、その上で２０２５年どうしていくんかっていうことを考えてるので色を付けていきます」と力を込めた。 　初のツアーでは、２カ月かけて全国を行脚し「芸歴２０年のずっと夢だった」と感慨。「全国にどれだけ応援してくれる人がいるかを本当に知りたくて、今日で終わっちゃうのかと、とにかく寂しい。すぐにでも回りたいなって。ちょっと中毒性あるなって思いました」と話した。