棋聖戦の対局地は織田信長ゆかりの名古屋・万松寺 藤井聡太棋聖の会場限定グッズが人気/将棋
藤井聡太棋聖(21)=7冠=が山崎隆之八段(43)と対局する「ヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負」(主催・産経新聞社など、特別協賛・ヒューリック)の第3局が1日、名古屋市中区の「亀岳林(きがくりん) 万松寺(ばんしょうじ)」で始まった。 万松寺は名古屋の人気スポット、大須商店街にあり、1540(天文9)年、尾張の戦国武将、織田信長の父、信秀が織田家のぼだい寺として建立した。将棋のタイトル戦は2018年の名人戦から8度目の開催。棋聖戦は3度目で、藤井棋聖は22年の棋聖戦以来2度目の対局となる。 この日は激しい雨となったが、アーケード街ということもあり、寺院前の特設グッズ売り場には多数のファンが訪れて盛況。藤井棋聖、山崎八段の揮毫(きごう)が入った扇子(税込み3000円)、記念書(御朱印、同1000円)などの会場限定品が人気を集めていた。