G大阪・半田選手らプロと小学生がサッカー交流 上山
サッカーJ1・G大阪の主力として活躍する上山市出身のDF半田陸選手(22)ら、モンテディオ山形ユース出身のプロ選手4人が小学生と交流するイベントが28日、同市の三友エンジニア体育文化センターで開かれた。直前のけがで出場できなかったものの今夏のパリ五輪日本代表に選ばれた国内トップクラスの技術を示し、子どもたちは憧れのまなざしを送りながら、懸命にボールを追った。 半田選手、同期だったモンテのMF狩野海晟(22)とDF相馬丞(23)の両選手、後輩のDF千葉虎士選手(19)が参加。午前、午後の2部制で小学生約120人が参加した。半田選手は一度に小学生3人と相対し、軽々とかわしてドリブルする高い技術を披露。ミニゲームで一緒にプレーし、児童が得点を決めるとハイタッチして共に喜んだ。 高畠町糠野目小3年高橋龍舞さん(9)は「半田選手はドリブルが速くて、とても上手だった。いっぱいボールを触って、うまくなりたい」と目を輝かせた。
半田選手たちと山形ユースの同期で、現在は群馬県で会社員として働き、サッカー指導者としても活動する寒河江市出身の今野匠吾さん(23)が、子どもたちが一流の選手と触れ合う機会をつくろうと企画した。半田選手は「低学年でも高い技術を持っている子が多くて驚いた。チャレンジを続けて夢を追いかけてほしい」と期待を込めた。