松山英樹のキャディーを6年務めた進藤大典氏がジュニアゴルファー育成に力を入れるワケとは?
高校の部の優勝者にはプロトーナメントの出場権を付与
「進藤大典ジュニアトーナメント 2024 supported by アイダ設計」が11月4日に開催。2013年から6年間、松山英樹(まつやま・ひでき)の専属キャディーを務めた進藤大典(しんどう・だいすけ)氏がジュニアゴルファーの育成に力を入れるのはなぜなのでしょうか。 【別カット&動画】「日本国民みんなが感動」 松山英樹&進藤大典の“名コンビ”がプロアマ戦を満喫する実際の投稿
今年で4回目となる本大会は、茨城県「サザンヤードカントリークラブ」にて行われました。高校男子の部、高校女子の部、中学男子の部、中学女子の部の4部門で125名が出場。18ホールのステーブルフォード方式(ポイント加点制)で競います。 アルバトロス9ポイント、イーグル6ポイント、バーディー3ポイント、パー1ポイント、ボギー0ポイント、ダブルボギー以上マイナス2ポイントというポイント配分。これには進藤氏の「チャレンジ精神やミスしたホールの次のホールで取り返そうとする気持ちをもってもらいたい」という思いから、この方式が採用されたといいます。 高校の部の男女優勝者には、2025年のプロトーナメント出場権が付与されます。女子は「ゴルフ5レディス」、男子はJGTOトーナメントで調整中。いずれの試合も進藤氏がキャディーを務める予定です。 4部門それぞれの優勝者は以下の通り。 高校男子の部:川口史(かわぐち・ふみと、千葉黎明高校3年) 高校女子の部:清水心結(しみず・みゆ、代々木高校1年) 中学男子の部:沖田雫(おきた・しずく、佐倉市立井野中3年) 中学女子の部:木下陽菜子(きのした・ひなこ、津市立久居中学1年)
「この大会をやることによって世界への架け橋に」(進藤氏)
最近のジュニアのレベルについて進藤氏はこのように語ります。 「めちゃくちゃレベル高いです。右ドッグレッグはフェード打ってくるし、左ドッグレッグになるとドローで攻めてくるし、ビックリですね。本当にうまいなと。特にティーショットがめちゃくちゃうまい。女子も球高いし、すごく怖いモノ知らずというか、そのラインにズドンと打っていけるんだという面も見せてくれますし、見ていて気持ちいい」 ジュニア育成でこのような大会を開催する理由を以下のように話します。 「この大会をやることによって世界への架け橋に。いつかPGAツアーの選手とジュニアの子が一緒に戦ったり、アメリカの試合に出られるような大会にしたいと思っています。そしてこの大会にかかわった子供たちや関係者の方たちが10年後、20年後、自分たちでああいう大会があったなって『俺たちが次の世代のために何かやれることがないかな』っていう風に思ってくれたら一番うれしいですね」
ゴルフのニュース編集部