【課長職の平均年齢って?】38歳で職場の課長になり年収「450万円」になりました!一般的に見て早い方でしょうか?ほかの課長はどれだけ稼いでる?
38歳で職場の課長となり、年収も450万円になった場合に、一般的に見ると昇進が早いのかとか、ほかの課長と比べて年収が高いのかなどが、気になるかもしれません。 今回は、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」の結果を基に、課長クラスの方の平均年齢と平均年収をご紹介します。 現在、課長として活躍されている方の参考になれば幸いです。
課長クラスの平均年齢と平均年収は?
厚生労働省が令和4年に行った「賃金構造基本統計調査」を参考に、課長クラスに昇進した方の平均年齢と平均年収を見ていきましょう。 ■課長クラスの平均年齢 課長クラスに昇進した方の平均年齢は48.8歳であることが、同調査により分かりました。 さらに詳しくご紹介すると、男性課長の平均年齢は48.8歳で、女性課長の平均年齢は49.2歳となっています。 38歳ならば、課長クラスの平均年齢よりも、10歳ほど若いといえます。 したがって、38歳で職場の課長に昇進された場合は、一般的に見て昇進は早いといえるでしょう。 ■課長クラスの平均年収 同調査によると、課長クラスの平均月収は48万6900円と発表されています。 男性課長で49万5600円、女性課長で43万5000円でした。 年収にすると男性課長は594万7200円、女性課長は522万円になると考えられます。 このような結果から、課長で年収が450万円の場合は、平均年収よりも100万円前後低いといえるでしょう。
現在の収入に不満がある場合は?
課長になったものの、現在の収入に不満がある方もいらっしゃるかもしれません。 そのような方におすすめの対策は、以下の2点が考えられます。 ●課長として昇給を目指す ●現職場でさらに昇級を目指す 課長クラスの方の平均年齢は48.8歳であるため、38歳で課長に昇進された場合、あと数年間は現在の立場で勤務をする可能性が高いといえます。 この期間にさらなるスキルアップを目指して、職場に貢献することで、昇給を期待できるかもしれません。 また課長としての実績が認められれば、部長クラスに昇級できる可能性もあるでしょう。 同調査では、部長クラスの平均月収は、58万6200円であることが分かっています。 年収にすると703万4400円になるため、部長に昇級することで、課長クラスよりも年収が120万円ほど高くなると考えられます。 まずは課長での昇給を目指して、将来的には部長クラスへの昇級を目指すことが、現在よりも年収を上げるための近道といえるでしょう。