「余罪は500本以上か」ウイスキー6本を窃盗の疑い 無職の男(50)を逮捕 熊本
熊本市内のスーパーからウイスキー6本を盗んだとして、50歳の男が逮捕されました。男は2023年夏ごろから、他に500本以上を盗んだと話しているということです。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定で無職の男(50)です。 男は11月8日午前9時40分ごろ、開店中だった熊本市中央区平成のスーパーに客として訪れ、ウイスキー6本、計3万4000円相当を盗んだ疑いが持たれいます。 警察によりますと、スーパーの従業員がウイスキーが減っていることに気付き、防犯カメラや売却履歴を確認したところ、この男の万引きが発覚しました。 男は盗んだウイスキーを近くの買取店に売却していて、警察の取り調べに対し、「生活費欲しさに去年の夏ごろからスーパーでウイスキーやシャンパンを500本以上盗んだ」と話し、容疑を認めているということです。 そのため警察は余罪の可能性を含めて捜査する方針です。 熊本市内では、2日前の11月11日にも西区田崎のスーパーでウイスキー4本、計2万6000円相当を盗んだとして、熊本市中央区新町に住む無職の男(65)が現行犯逮捕されています。 この男も警察の調べに対し、「生活費が欲しくてやった」と容疑を認めているということです。 一部の国産ウイスキーは価格が高騰していることなどから、警察は「ウイスキーの窃盗が最近増えている」として、警鐘を鳴らしています。
熊本放送