【ナゼ?】パリのトイレは外から丸見え?オリンピックで約1500万人もの観光客!深刻なトイレ問題の解決策は一度に4人使用できる優れもの?現地男性は平気で利用!
五輪期間中、パリには約1500万人もの観光客が世界から押し寄せると言われています。そこで、万国共通で深刻なのが“トイレ問題”。せめて男性だけでも手っ取り早く解決すべく登場したのが、この4人同時・対面式トイレです。しかし、このトイレ、頭上や背後を覆うモノは一切なく、周囲から丸見えだといいます。いったいナゼ?フランス政府はこんな「丸見えトイレ」を設置したのでしょうか?
外から丸見え4人が一度に利用できるトイレ
セーヌ川沿いに置かれた何やら丸い物体。円柱を4等分に区分けして、内側へくり抜いたようなカタチですが、実は男性用の仮設トイレなんです。一度に4人が用を足すことができる優れものですが、試しに立ってみると、頭上や背後を覆うモノは一切なく周囲から丸見えで、最悪の場合“チラ見え”してしまう懸念も。
実際に立ってみた読売テレビ・佐藤翔平記者によると、「見られているのではないかという恐怖心のようなものもあって、緊張感を覚える」ということでした。
しかし、現地フランスの男性は普通に利用していて、取材した男性2人は向かい合って会話をしながら利用していました。また、終始笑顔で歩道を歩いている人とも話をしていたということです。
パリ市内はトイレ不足 今回パリ五輪開催に合わせ約1400個の“仮設トイレ”を設置
パリ市内は公衆トイレが圧倒的に少ない上、一人ずつしか入れず、利用ごとに数分の洗浄タイムがあるので、トイレの前には長い列ができているということです。そのため、レストランやカフェでコーヒー等を注文してトイレを利用する人もいるそうで、この簡易トイレは究極の選択で、どうしても用を足したいときに使うモノだということです。
実際に利用している人にきいてみました。 Q:よくみなさん使うんですか? 「そうだね。男性はよく使うね」 Q:使いやすいですか? 「時には、残された唯一の解決方法だからね。疑問にも思わないかな。用を足して、『レッツ・ゴー』さ」
実は公衆トイレが少ないフランス・パリでは、世界有数の観光地にも関わらず、路上で立小便をする人が後をたたず、社会問題となっていました。度々市が仮設トイレを設置するなど対策が取られてきたのですが、今回のパリ五輪開催に合わせフランスはセーヌ川の近くに簡易トイレ900個と男性用の小便器500個の計1400個の“仮設トイレ”を設置しました。
ナゼ?丸見えOKなのか?
しかし、今回は何故こんなにも“丸見え”な男性用の仮設トイレなのでしょうか?世界各地のトイレを研究する、白倉正子氏によると。「早く済ましてほしいというのがあるので、入りやすくなってアクセスしやすくなっていたり、フランス人は普段から使っていて、羞恥心を感じていないせいではないかと思います」と話しています。また、「スペインなどにも同様のものはある」そうです。 (「情報ライブミヤネ屋」2024年8月2日放送)
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