バルセロナFWヤマル「僕の模範はメッシ、ネイマール、ロナウジーニョ」「監督は自由を与えてくれる。恐れずに個人技を仕掛けていきたい」
バルセロナFWラミン・ヤマルが、自身がお手本とする選手としてあの3人の名を挙げている。 17歳ながらバルセロナ、スペイン代表を圧倒的な個人技で引っ張りヤマル。バルセロナの下部組織出身選手はスペイン『マルカ』とのインタビューで、自身がお手本としてきた選手たちを問われ、同クラブの歴史を彩ってきたファンタジスタ3人に名前を挙げている。 「メッシのほかには、ネイマールとロナウジーニョだ。とりわけ彼らの人を楽しませるスタイル、プレーの方法が好きで……いつも何か新しいプレーを発明しているよね」 名前を挙げた3人の中で、ヤマルが最も比較されているのが、同じくバルセロナ下部組織出身のメッシだ。ヤマルは17歳の段階で、メッシを上回る結果を出している。 「誇らしいけど、でも僕は自分だけの物語を記していきたい。メッシは史上最高の選手だけど、自分はまだ最初の数歩を踏み出しただけだ。そういった比較は助けにならないこともある」 現代フットボールでは個人技を見せる時間、スペースが少なくなっているが、ヤマルはその3人のようなファンタジーを見せていく意欲を示した。 「自分のピッチ上での長所? プレーを仕掛ける意思があること、恐れがないことだ。自分がそうできるのは、監督たちが僕に自由を与えて、プレーの創造を後押ししてくれるからでもあるね」 日に日にフィジカルが逞しくなっているヤマルは、この1年でどれだけ筋肉量を増やしたのかとの質問に対して、「10キロくらいかな。だけど何よりも重要なのは、ピッチ上で良い感覚を得られていることだ」と返答。その一方で、バロンドール受賞を意識しているのかと問われると、次のように返している。 「こだわってはいないね。最初にあるのは、チャンピオンズやワールドカップ優勝といった夢を叶えることだ。もし、いつの日かバロンドールを受賞できるとしたら、そういったコレクティブな目標を達成した結果だろう。もちろん素晴らしいことではあるけどね」