あなたの一番イヤな「名もなき家事」は何?カビ取りにラベルはがし…夫がらみの余計なひと手間も!
手間取るとイライラする「ラベルはがし」
自分が子どもだった頃と比べると、明らかに複雑化しているゴミの分別。そのきっかけの1つが、1995年に制定された「容器包装リサイクル法」という法律です。 これは商品の容器や包装に使われた廃棄物(ペットボトル、ビン、缶、お菓子の袋、レジ袋など)をリサイクルする目的で作られた法律で、この頃から環境意識の高まりとともに、家庭内での「ラベルをはがす」という作業が一般的になりました。 「ビンやパックのシールを剥がして分別すること。シールがきれいに剥がれない物が多い!」(52歳/主婦) 「プラスチックの紙の部分を剥がす。きれいに剥がれなくていらいらする」(29歳/営業・販売) 「ペットボトルのラベル、フタをとること。飲んだらすぐやればいいものを、溜めてしまう為、毎回量が多くなってしまうから」(45歳/その他) 「ジャムのビンの剥がれにくい紙を剥がすこと。なかなか剥がれないので、水につけたりするが、綺麗になるまで時間がかかるので無駄な時間に感じる」(58歳/その他) 自治体のルールによりますが、実はビンのラベルはビンを溶かす過程で取り除かれるため、外さずそのまま資源ごみに出しても問題ないという場合も多いようです。そのほかにも自治体によっては「必要かと思っていたけれど、実はやらなくていいこと」があるかもしれないので、一度確認することをおすすめします。 ほかにも最近はラベルがついていない“ラベルレス”な商品も増えています。こういった商品を積極的に購入するのも手ではないでしょうか。
名もなき家事の代名詞といえば…「トイレットペーパー」問題
名もなき家事の代表格はいろいろありますが、中でも有名なのは「トイレットペーパーの芯の処分」と「トイレットペーパーの交換」ではないでしょうか? 今回もそんなトイレットペーパー関連の名もなき家事のエピソードがたくさん集まりました。 「トイレットペーパーの芯をホルダーから外して捨てること。最近は2倍巻のものを購入したりして頻度が減るようにしています」(57歳/その他) 「トイレのペーパー補充。気付いててもみんなやらないから」(29歳/研究・開発) 「トイレットペーパーの芯の交換。何故か自分が入るタイミングで毎回切れかけている。わざとかと思う」(34歳/その他) 「トイレットペーパーを替える!!! もう本当に絶対に誰も替えてくれないから、ストレスになってます。絶対に少しだけ残して使うんです!!! 腹が立つ!!!」(54歳/主婦) 「!!!」に怒り度合いがよく表現されていますが、どうやらトイレットペーパー関連の名もなき家事は、作業の面倒さよりも「家族が見て見ぬふりをしてだれもやらない」というストレスがのっかることが大きな原因のよう。 他の“名もなき家事”も同様に、家族が気づいていても見ない振りをして後回しにしている様子を感じると、よりイヤな気持ちが増幅してしまいますね。