松平健「新・暴れん坊将軍」20年ぶりに白馬で走った!息子役なにわ男子・西畑大吾に「新鮮」
俳優の松平健が12月12日、台東区の上野東照宮にて「令和六年 黒豆奉納式」に登場した。 【写真】境内で豆つかみゲームに挑戦し、見事31個の黒豆をつかんだ器用な松平 松平の当たり役「暴れん坊将軍」の徳川吉宗は黒豆の品質向上に貢献した将軍。江戸時代に篠山藩が徳川幕府に黒豆を献上した史実にのっとり、約160年の時を経て昨年から上野東照宮の金色殿(重要文化財)にて、丹波篠山市から大八車を載せたラッピングカーで運んだ新穀の黒豆を奉納している。 黒豆親善大使として奉納式に参列した松平は、宮司によるおはらいを受け、巫女から手渡された黒豆を宮司に手渡して奉納。その後、都立上野高校の生徒が詠んだ新年の季語「黒豆」を入れた俳句の中から優秀作品「黒豆の甘さなつかし祖母の顔」を選定し「黒豆の甘さと孫を思って黒豆を炊いている祖母のやさしさが思い浮かんで気に入っている。昔はおせち料理は家で作っていたので、黒豆というのは “まめに生きなさいよ” とよく言われていた」と理由を語った。 芸能生活50周年を迎えて駆け抜けた一年に「皆さんにたくさんの笑顔をいただいて、それがパワーの源になっている」と松平。健康の秘訣を「私も70過ぎましたし、食べ物にも気をつけていますけど、豆は体にいいのでなるべく毎日食べるようにしています。あとは日頃から歩くこと。それと体操ですね」と明かし、改めて「いろんな仕事をさせていただいて、本当に多くの方にお会いできた。たくさんの方々に笑顔を届けられたと思いますし、私もたくさんの笑顔をいただいた。パワーの源は応援してくださる皆さんだと思う」と感謝した。
奉納を終えた松平は、吉宗公をまつる上野東照宮を前に「実は誕生日も1日違い。ご縁を感じるようになりました」と感慨深げ。芸能生活50周年、「マツケンサンバⅡ」20周年の記念イヤーを振り返って「最大の出来事は新・暴れん坊将軍が新たに制作されたこと。マツケンサンバもまた皆さんにこうして喜んでいただけるとは思ってもみなかった。当時幼稚園で踊っていた方が大人になって、今は自分の子どもが幼稚園で踊っているという話も聞いて、親子二代で本当にありがたい。(当時と)肉体は随分変わりましたけど精神的には変わらない」と語った。 今年一番喜んだことにも「やっぱり新・暴れん坊将軍。今回は三池崇史監督が演出してくれたので、今までと違った立ち回りが多い内容。20年ぶりに白馬に乗らせていただいて海岸を走りました。昔やっていたものと遜色はないと思いますが、それくらいやらせていただいた」と自信を見せた。 息子の家重役に抜擢されたなにわ男子・西畑大吾に「喜劇系の動きで立ち回りをやっているのですごく新鮮。すごく明るくて、最初に交わした言葉は “マツケンサンバⅡいつも歌ってます”。グループの人たちがまずカラオケで歌ってくれると聞きました。今回は跡目相続の問題が出てくるので、今までの吉宗と違う父親の顔が見どころ」といい「他にもこれから豪華なキャストが発表される。皆さん驚かれると思いますよ」とちゃめっけたっぷりにアピールした。