どこで出会える!?「色気ある流れから飛び出した艶っぽい山女! きめ細かな肌にうっとり」
■期待のイブニング! 虫よりも魚よりも釣り人多し
日中は川に立つ人の姿をほとんど見かけなかったのですが、夕暮れとともに涼しくなってくるとどこからともなく釣り人が湧いてきます(かく言う筆者もその一人ですが)。 毎日のように通っているというローカルによると、この日は特別人が多かったようです。当然、釣法は様々です。ルアーフィッシングが一番多く、その次にエサ釣り、そしてフライフィッシャーは、ほとんど見かけませんでした。「もう少しフライフィッシング普及して欲しいな」 そう思いつつ、しばらく観察していましたが、誰の竿も曲がる様子はありませんでした。 少し移動して昼間に目をつけていた別のポイントへ移動しました。大型のカワゲラが飛んでいる姿はなかなか勇壮で、50代の昆虫少年の心をくすぐります。一度アタリがあって心躍りますが、その後は何もなく暗くなってしまいました。もう少し待てばヒゲナガたちで活気付くのかもしれませんが、岩場、深瀬が連続して足場の悪いところが多いので、大事をとってその場を後にしました。少しまとまった雨が降らない限り、本流の釣りは厳しそうです。 杉村 航(すぎむら わたる) 山岳フォトグラファー。 1974年生まれ。兵庫県育ちの長野県在住。 沢に薮山、山スキー、道なき道をいく山旅が好き。 ライフワークはトラウトフィッシング。美しいヤマメや イワナを求めて、全国の渓流に足しげく通う日々。 小谷村山案内人組合所属、北アルプス北部遭対協。 全日本釣り団体協議会公認・フィッシングインストラクター
杉村 航